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初心者のためのセイバーメトリクス勉強会⑦(WAR)

こんにちは、鳩(はと)ともうします。

 

わたしはアクティブな波と引きこもりの波が激しいのですが、引きこもりモードでも外出したいと思える動機の一つが”酒”です。3連休はおいしいお酒でも飲みに行こうかな~。

 

とまあそんな独り言は置いておいて、セイバーメトリクス初心者の勉強シリーズ第7弾です。今回はセイバーメトリクスの最終目標、走攻守すべての面を総合的に評価する指標です。それでは見ていきましょう。

   

 WAR(Wins Above Replacement)

 走攻守(ピッチング含む)を、守備位置関係なく総合的に評価する指標です。まさにセイバーメトリクスの最終目標みたいな感じですね。

打撃面はともかく、守備面はUZRはポジションごとに比較しないと意味がない指標でしたし、ましてや投手と野手の評価の比較なんて従来の記録では無理なことでした。それをズバッとやってしまおうというのがWARです。

 

数字の意味としては、代替可能なレベルの選手と比べて、どれだけ勝利数を増やしたか、というものになります。例えば、WAR5.0の選手がいたとしたら、その選手が出ていることによってWAR0.0の選手が出続けるよりもチーム勝利数が5勝分上乗せされる活躍をした、ということです。

 

細かい算出方法はわかりません(笑)。出ている数字を信用しましょう。一般的にはwRAA、FIP、UZRなどを利用して算出するようです。

 

特徴としては、守備位置補正がかかります。守備位置補正とはなんぞやというと、単純に数字で評価すると守備が楽なほうが打撃で優位なので、守備位置補正をかけて、平等に計算しようとしています。例えばショートとファーストでは守備の負担が違いますよね。ショートのほうが守備が大変な分が考慮されて、同じ打撃成績となった場合は、WARもショートの選手のほうが高く算出されるようになっています。

 

なお、数値の目安として、6以上がMVP級であり、レギュラーレベルは2.0~3.0、控えレベルは1.0以下、となります。

ただし、データを作成する団体によって算出方法が細かく変わっており、目安が必ずしも当てはまるとは限らないので、あくまで参考程度の目安です。

 

 

 

今回は紹介する指標が1つになってしまいました。まあ、総合的な指標ということで、他とは分類が違うということでいいよね。(笑)

 

この初心者セイバー勉強シリーズは今回がラストになります。主な指標はだいたい触れられたと思います。わたしもいろいろ勉強中なので、もちょっと難しい指標が飲み込めたら、また勉強記事を書くかもしれません。

 

ということで次回以降は実際のデータをみて楽しんでいきたいと思います。

ではまた~(^^)/